2024年にやりたいこと

今週のお題「2024年にやりたいこと」

 

・読みきれていない本を読む

2023年はおそらく人生で一番本を読んだ年でした。読みたい本が次から次へと出てきて、読み切れずに放り出したものが多くありました。およそ30冊。読書することが目的になっていたような気がするので、今年はもう少し落ち着いた読書をしたいです。

 

・こどもと釣りに行く

2023年に叶えられてあげられなかったこどもの希望です。ネックは餌の取り付けで、ゴカイの画像を見るだけでオエっとなります。まずはサビキかな。

 

・体重を60kg台にする

2023年に買ってよかったものの一つ、体組成計の助けを借りて頑張ります。

2023年に買ってよかったもの2つ

2023年のよかった買い物は2つありまし

 

・1つ目
体組成計BC-766/767/768|タニタ | タニタです。これまでも我が家に体重計はありましたが、表示される体重が今一つ信じられなかったり、データの記録を手動で行わないといけないのが面倒で、使用頻度は高くありませんでした。スマホへのデータ転送機能の便利さは絶大で、ほぼ毎日体重計に乗って体重、体脂肪、筋肉量の変化を追うようになりました。そのおかげかここまでここ数ヶ月体重は減少傾向にあり(年末年始でリバウンド気味…)、今年の健康診断が楽しみです。

 

・2つ目

Amazon.co.jp: 化石の分子生物学――生命進化の謎を解く (講談社現代新書) : 更科 功: Japanese Booksです。2022年のノーベル生理学・医学賞で現代人の中にネアンデルタール人の遺伝子が含まれていることを知って興味を持ち、関連する本を一時期読んでいました。著者が書きたいことを詰め込みすぎて中盤から終盤にかけて混沌としてしまう本もあるなか、こちらは文章、本の構成にまで著者の意図が感じられ、生物学的な知識を得る以外に、文章を書くことについて考えさせられました。

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買ってよかった2023

国際宇宙ステーションの高度と速さ(その1)

国際宇宙ステーションをみた - カサゴとセトダイで宇宙ステーション(ISS)を見て、ISSが地表からどのくらいの高さhをどれくらいの速さvで移動しているかが知りたくなりました。国際宇宙ステーションを見てみよう!/苫小牧市科学センターあたりをみると hは約400km、vは7.8 km/sとすぐに正解がわかりますが、今回は一般的な知識と手持ちのデータでこれらの値を見積もりたいと考えました。

利用できる関係としてまず思いつくのがISSにかかる重力と遠心力の釣り合いで

 \begin{align}G\frac{mM}{(r+h)^2} = \frac{mv^2}{(r+h)}\\ = m(r+h){\omega}^2 \end{align}

  G: 万有引力定数

  m: ISSの質量

  M: 地球の質量

  r: 地球の半径

  \omega: ISSが地球を周回する角速度

です。整理して

 \dfrac{GM}{r^2}\left(1+\dfrac{h}{r}\right)^{-2}=r\left(1+\dfrac{h}{r}\right){\omega}^2

となりました。

地表での重力加速度を思い出すと  \dfrac{GM}{r^2}=9.8\  \mathrm{m/s^2}

地球の周長が4万kmなので  r=\dfrac{4\times 10^7}{2\pi}\ \mathrm{m}

とできそうです。

h, \omegaを得るために方程式がもう一つ必要になりますが、国際宇宙ステーションをみた - カサゴとセトダイで撮影した画像を見返すと、撮影時の露光時間やカメラレンズの焦点距離が記録されていました。画像そのものとこうした情報を使ってもう一つの方程式が立てられないかと考えました。

地平線までの距離


家族と地平線までの距離はどれくらなんだろうという話になりました。なんとなく10 kmくらいじゃないか、となりましたが、落ち着いて考えると、簡単に計算できるものでした。

地平線を見る人の目(A)から地球に接線を引いた際の接点(B)が地平線なので、地球の中心(C)を考えると、三角形ABCはACが斜辺の直角三角形です。

地球の半径をR、 目の高さをh、 角ACBの角度をθとすると

 \cos \theta =\frac{R}{R+h}.

地球の周長が4万km、目の高さを1.6mとすると、地球に沿った地平線までの距離は

 R\theta=4.5 \, \mathrm{km}.

10 kmというのもそんなに悪くない見積もりでした。

国際宇宙ステーションをみた

肉眼でも見えるらしい、と聞いていた国際宇宙ステーション(ISS)を初めて観察しました。

#きぼうを見よう - 国際宇宙ステーションが見える予測日時をお知らせ

ISSの見える時間を確認して近所の公園へ。スマホで星空観察アプリを確認しながらもう地平線の上に出ているころだけどな、と探していると、いつの間にか移動する発光点が現れていました。飛行機よりも明るく速く、滑るように移動する様子が新鮮です。

折角なので、初めての星空撮影を試みました。急な思いつきでしたが、ISSの軌跡が写せてひとまず満足です。